調査力の高い探偵で一発で決めることが大切
浮気調査とはどんなことをするのか?
探偵が尾行し、ラブホテルへの出入りなどを隠し撮りします。
行動を時間に沿って記録し、写真入りの調査報告書にまとめます。
この調査報告書が成果物です。
相手に浮気を認めさせ、やめるように説得する材料です。
あるいは離婚裁判で慰謝料や親権や養育費を勝ち取るための「不貞行為の法的証拠」にもなります。
証拠写真が満たすべき条件
浮気調査の証拠写真は2つの条件を満たす必要があります。
- 顔がはっきり写っており、誰が見ても人違いではありえない。
- 誰が見ても男女関係で、ただの友達ではありえないことをしているシーン。
撮影時間は夜も多く、被写体に「はい、チーズ」と言うわけにもいきません。
カメラを構えて前に立つわけにもいかず、接近して隠しカメラで撮ったり、物陰から望遠で狙います。
だから顔を鮮明に撮るのは素人には至難の技です。
浮気カップルらしい決定的シーンを押さえるのはさらに難しいことです。
一番多いのはラブホテルから出てくるシーンですが、原一の場合、二人で部屋を選んでいるシーンまで接写で撮ってきます。
路上ディープキス、夜の公園での性行為などが撮れる場合もあります。
これらは言い訳は絶対に無理な写真と言えます。
相手に怪しまれることなく、きわどいシーンを撮ってこれるノウハウを持っているのがよい探偵社です。
圧倒的証拠を1回で入手すること
「あまりに生々しい写真は自分が傷つくので見たくない」
そういう方もいますが、それぐらい強烈な写真でないと、相手もショックを受けません。
中途半端な写真だと「人違いだ」「ただの友達。酔ってふざけただけ。」など、いろいろな言い訳をしてくる可能性もあります。
浮気を認めず、相手とこっそり付き合い続ける。
離婚にも応じず、慰謝料・親権・養育費の話にももちろん応じない。
・・・そんなことになったら、調査はムダどころか、最初より事態を悪化させていることになります。
調査されていることがわかったら相手は警戒してくるので、やり直し調査は困難でお金のかかるものになります。
浮気調査は、自分がショックで泣いてしまうくらい、事実をはっきりさせる力のある写真を手に入れること。
そして1回で成功させること。
これが何より大切なのです。
調査技術の真髄は?
浮気調査を成功させるには、尾行や隠し撮りの高い技術が求められます。
なかでも探偵の技術の中核をなすのが尾行技術です。
尾行は接近しすぎると発覚(バレル)リスクがあり、離れすぎると失尾(見失う)リスクが高まります。
この2つのリスクのジレンマを複数の探偵によるチーム尾行で解決するのがプロ探偵のテクニックです。
この原理は徒歩尾行でも車両尾行でも同じです。
浮気調査を頼む探偵は、尾行力に強い自信を持っているところを選ぶべきです。
GPS調査の問題
今日、多くの探偵社がGPSに頼るようになっています。
車にこっそりGPSを取り付け、ラブホテルに入ったのを確認してから現場に駆けつけ、出待ちして写真を撮るというやり方です。
成果はホテルから出てくるシーンの数枚の写真だけになります。
それがうまく撮れなかった場合、ホテルに停まっている車の写真を渡されることもあるようです。
地道に尾行した場合はデートの様子も報告されますが、GPSの場合は途中経過の写真は一切ありません。
そんな調査でも値段が1/3とか半分なら利用価値がありますが、料金だけはしっかり取るところも多いので注意が必要です。
GPS調査のより大きな問題は、それに依存することで尾行能力が衰えている探偵社が増えていることです。
それでは車を置いて徒歩でどこかに行かれたら、手も足も出ません。
GPS調査だと車も少なくて済むので、自社車両が1台しかない探偵社も多いです。
しかし、それでは車両尾行はできません。
原一はGPSに頼らないので有名ですが、そういう本格的尾行能力に長けた探偵社は非常に限られているのです。
浮気調査の費用節約のコツ
安くあげるために探偵社のグレードを下げるべきではありません。
素人っぽいのに頼むと「安物買いの銭失い」になり、間違いなく後悔します。
人員や車をケチるのも、調査失敗のリスクを高めます。
費用を節約する一番良い方法は、勝負日をよく見極めて、少ない日数で結果を出すことです。
ただし、これには探偵社が希望の勝負日に柔軟に対応できることが条件になります。
零細探偵社では、依頼者の勝負日がバッティングして人手不足で調査を断ってくることがよくあるのです。
この意味でも、中堅以上の規模の探偵社を選ぶことをおすすめします。